先日「人間ドッグ」に行ってきました。
初ドッグでしたが、前日夜からの絶食、絶飲、バリウムやマンモグラフィと大変ながらちょっと面白い経験でした。
結果も何事もなく、よかったです。
ところで「アンチエイジングドッグ」ってご存知ですか?
私は知らなかったんですが、人間ドッグの話をしていて、知り合いの(会ったことはありませんが)ブログを見ていたら、「行ってきました~」的文章を見つけました。
この「アンチエイジングドッグ」、アンチエイジング(抗加齢)医学に基づいて(・・ってこの言葉も初めて聞く)抗加齢要素に関する検査を行うというもの。
「アンチエイジング」と聞くと、ついつい「肌」や「美容」という印象を持ってしまいますが、世界トップの長寿国である日本で、できるだけ健康的に若々しく生きていくための「老化のペースダウン」を図るための「予防医学」らしいのです。
最近注目され始めている分野だそうで、同志社大学や東海大学などでは抗加齢医学の研究、取組みがされているそうです。
ドッグの検査項目、カウンセリングの詳細、料金は様々ですが、共通する項目がいくつかあるので紹介します。
①血液年齢検査
血管の「硬さ」や「詰まり具合」を計測し動脈硬化度を調べます。
動脈硬化は血管の内側にカルシウム等が付着して狭くなるとともに硬くなった状態で、様々な生活習慣病を引き起こす原因となります。
また、血液中の脂質バランスについても調べます。
②骨年齢検査
腕の骨密度を測定して、平均骨密度と比較します。加齢とともに骨密度は低下する傾向にあります。骨密度の数値が低いと骨粗鬆症になる恐れがあります。
③酸化ストレス度・抗酸化力測定
老化とは身体の「錆び」と例えられ、活性酸素は身体を錆びに導く原因です。
指先から少量の血液を採取し、身体のさび付き度を調べる「酸化ストレス度」と酸化を防ぐ「抗酸化力」がとれくらいあるかを調べます。
④ホルモンバランス検査
加齢に伴ってホルモンバランスが崩れることにより、様々な症候が発生する可能性があります。採血によって体内のホルモンバランスを調べます。
⑤筋肉・体脂肪量検査
脂肪や筋肉量、たんぱく質量などを測定し、肥満度の診断や筋肉バランス、身体強度、内臓脂肪量などを測定します。メタぼリックシンドロームの判定もできます。
以上の基本的項目に加え、各施設やコース内容によってアレルギーテストや脳年齢検査、免疫力検査などを行い、現在の実年齢と体内年齢の比較や抗加齢のためのアドバイス、治療(?)が行われます。
あまり大袈裟に「アンチエイジング」する必要が実際どれくらいあるのか、個人的にはまだ疑問符がたくさん、といった感じです。
でも、実際の加齢とは別に、ストレスやパソコン生活からくる様々なバランスの変調など、具体的に病気とまではいかなくとも、体や心に支障をきたす条件が揃った現代社会では、こういうクリニックの必要性が高まるのではないかなと感じています。
初ドッグでしたが、前日夜からの絶食、絶飲、バリウムやマンモグラフィと大変ながらちょっと面白い経験でした。
結果も何事もなく、よかったです。
ところで「アンチエイジングドッグ」ってご存知ですか?
私は知らなかったんですが、人間ドッグの話をしていて、知り合いの(会ったことはありませんが)ブログを見ていたら、「行ってきました~」的文章を見つけました。
この「アンチエイジングドッグ」、アンチエイジング(抗加齢)医学に基づいて(・・ってこの言葉も初めて聞く)抗加齢要素に関する検査を行うというもの。
「アンチエイジング」と聞くと、ついつい「肌」や「美容」という印象を持ってしまいますが、世界トップの長寿国である日本で、できるだけ健康的に若々しく生きていくための「老化のペースダウン」を図るための「予防医学」らしいのです。
最近注目され始めている分野だそうで、同志社大学や東海大学などでは抗加齢医学の研究、取組みがされているそうです。
ドッグの検査項目、カウンセリングの詳細、料金は様々ですが、共通する項目がいくつかあるので紹介します。
①血液年齢検査
血管の「硬さ」や「詰まり具合」を計測し動脈硬化度を調べます。
動脈硬化は血管の内側にカルシウム等が付着して狭くなるとともに硬くなった状態で、様々な生活習慣病を引き起こす原因となります。
また、血液中の脂質バランスについても調べます。
②骨年齢検査
腕の骨密度を測定して、平均骨密度と比較します。加齢とともに骨密度は低下する傾向にあります。骨密度の数値が低いと骨粗鬆症になる恐れがあります。
③酸化ストレス度・抗酸化力測定
老化とは身体の「錆び」と例えられ、活性酸素は身体を錆びに導く原因です。
指先から少量の血液を採取し、身体のさび付き度を調べる「酸化ストレス度」と酸化を防ぐ「抗酸化力」がとれくらいあるかを調べます。
④ホルモンバランス検査
加齢に伴ってホルモンバランスが崩れることにより、様々な症候が発生する可能性があります。採血によって体内のホルモンバランスを調べます。
⑤筋肉・体脂肪量検査
脂肪や筋肉量、たんぱく質量などを測定し、肥満度の診断や筋肉バランス、身体強度、内臓脂肪量などを測定します。メタぼリックシンドロームの判定もできます。
以上の基本的項目に加え、各施設やコース内容によってアレルギーテストや脳年齢検査、免疫力検査などを行い、現在の実年齢と体内年齢の比較や抗加齢のためのアドバイス、治療(?)が行われます。
あまり大袈裟に「アンチエイジング」する必要が実際どれくらいあるのか、個人的にはまだ疑問符がたくさん、といった感じです。
でも、実際の加齢とは別に、ストレスやパソコン生活からくる様々なバランスの変調など、具体的に病気とまではいかなくとも、体や心に支障をきたす条件が揃った現代社会では、こういうクリニックの必要性が高まるのではないかなと感じています。
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by emiko2112
| 2009-10-08 15:34